米未公開株(PE)投資会社TPG率いる企業連合は住宅賃貸サイト運営のAirbnb(エアビーアンドビー)の企業価値を100億ドル(約1兆円)と評価して同社に4億5000万ドル強を出資することで最終合意した。事情を知る関係者が明らかにした。この出資によってAirbnbは世界で最も価値のある新興企業の1つとなる。企業価値はオンラインストレージサービスの米ドロップボックスや中国の新興スマートフォン(スマホ)メーカー、小米科技(シャオミー)にも匹敵する。上場しているホテルチェーンのウィンダム・ワールドワイドやハイアット・ホテルズの時価総額も上回る。Airbnbのサイトを使えば、住宅所有者は空いている住宅スペースを旅行者に貸すことができる。