2013年、北海道を訪れる外国人は100万人を初めて突破し、日本のインバウンド客の約1割を支え続ける。都道府県別で見た宿泊数でも、北海道は306万人泊(外国人数と宿泊数を掛けた数)と昨年から53%増え、東京都、大阪府に次ぐ第3位。観光立国・日本をけん引する“優等生”で、他の都府県が学べることも多い。IR(統合型リゾート)導入にも取り組んでいる北海道の国際観光政策を司るトップが、2020年のインバウンド2000万人時代に向けて、次なる目標を語る。(聞き手は大村 洋司=海外事業戦略室)