このガイドブックを作成したのは沖縄を拠点とする旅行会社、沖縄ツーリスト株式会社国際部欧米・アセアンチームチーフのデニス・トルトーナ氏。沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)が制作費の半額を助成し、3000部が発行された。海外の旅行見本市に出展したり旅行会社に営業する際に、沖縄をPRするセールスツールとして広く活用されている。 トルトーナ氏がムスリム観光客受け入れの取り組みをスタートさせたのは2009年。それ以降、このガイドブックを発行するまでの4年間、試行錯誤を繰り返してきた。「ムスリムフレンドリー・オキナワ」は言わばその集大成である。