議連会長の細田博之自民党幹事長代行は2月の時点で4月下旬の審議入りを目指す考えを示していたが、その後軌道修正。5月下旬の衆院審議入りに向けて働き掛けており、今通常国会での成立を目指すと先月28日に述べた。投資銀行CLSAは2月のリポートで、東京と大阪に1カ所ずつの大型IRと、そのほかの地方都市の計10カ所の小規模IRを通じ、日本のカジノ市場は年間400億ドル(約4兆円)を創出するとの見通しを出している。これは最大の米国の600億ドル、マカオの510億ドルに次ぐ規模だという。